5月16 日(金)寺子屋リテックス

5月の第3週目ということでふれあいうさぎ食堂の皆さんにお食事を作っていただいた57回目の寺子屋リテックス。こどもたち18人が参加してくれました。 今回は、こどもたちがつどい場COKOにやってくる時間が、いつもに比べて遅く、17時20分ぐらいまで閑散としていました。 中学1年生はクラブ活動も本格的に始まり、18時を過ぎてから疲れた表情でやってくる子たちもいます。それでも、宿題や自分の課題を少しでも進めようと寺子屋にやってくる姿に感心です。 こどもたちにとっては、学びの場だけでなく、ホッとできる場所になっているのであれば嬉しいです。普段、学校では出会えない様々な人との会話や関わりを通じて心が成長してほしいと願っています。 ※馬場理事長撮影 お食事タイムはご家族やスタッフを含めて29名でいただきました。今回のメニューは「ハンバーグ、エビフライ、ナポリタンスパゲッティ、コンソメスープ、ゼリー、乳酸菌飲料」でした。ふれあいうさぎ食堂の皆さんが、5月は「こどもの日」があるので、こどもが喜びそうなメニューを作ろうということで『お子さまプレート』にしてくださいました。 農家さんからいただいた新鮮なサニーレタスとそらまめも使わせていただきました。今回は宝塚NPOセンター様から頂いた乳酸菌飲料もそえられ、とても豪華なお食事にこどもたちも大はしゃぎです。 しかも、ふれあいうさぎ食堂のスタッフさんが、キッズプレートに指すための国旗を一つひとつ丁寧に作ってくださいました。裏には各国の「ありがとう」が書かれており、こどもたちには、早速自分のプレートに刺された国旗の裏にかいてある「ありがとう」を使って、スタッフの方に感謝を伝えることにしました。 最後には、スタッフの方から頂いたお菓子のプレゼントもあり、こどもたちにとっては嬉しいことづくしの一日でした。 こどもたちの喜ぶ顔を想い浮かべ、こうしてたくさんの方が見えるところ、見えないところで支援いただけることを、こどもたちが当たり前ではないと感じ、感謝の気持ちを言葉や行動で表現できるように成長していってほしいと思います。 [...]

2025-05-17T20:04:53+09:002025年5月17日|寺子屋リテックス, 活動報告|

5月9日(金)寺子屋リテックス

五月雨の中での開講となった56回目の寺子屋リテックスには22名のこどもたちが参加してくれました。 学習タイムでは5年生のこどもたちが自主学習のなかで気候変動について調べていました。オーストラリアの牛の数が人口よりも多いことやゲップに含まれるメタンが二酸化炭素の25倍もの温室効果があることなどを知り、驚いていました。「お肉を食べる量をちょっと減らそうと思う」なんて言いながら、各々の意見を交換していました。  まだまだ深めていけるテーマではありますが、何より自分なりに考えを持つことができたことに成長を感じました。 こうした各々の興味や関心事に合わせて学んだり、意見を交換できることが、寺子屋ならではの学びだと感じました。 ※馬場理事長撮影 第2週目の食事は、甲子園の手作りお弁当「ぽこた」さんにご用意いただきました。今回のメニューは「にくじゃが、えのきとみつ葉の卵とじ、豆もやしとほうれん草のナムル、キューリとカニカマと春雨のナムル」でした。保護者、スタッフ合わせて35人で食事をいただきました。 食後には宝塚NPOセンターさんからいただいたヨーグルトもデザートとしていただきました。 食事中、校区のちがうこどもたちが隣り合って座ったことをきっかけに、会話が弾み、学校のことや先生のこと、お友だちのことなど様々な話題で盛り上がっていました。 多くの小学生にとって、他校のこどもたちと関わる機会は    案外少ないものです。つどい場COKOが、偶然にも近隣校区のどこからでもアクセスが良いので、そんな非日常的な関わりの場になっていることを嬉しく感じます。場所をお貸しいただいているコープのみなさんに感謝です!   [...]

2025-05-11T22:58:05+09:002025年5月11日|寺子屋リテックス, 活動報告|

5月2日(金)寺子屋リテックス

ゴールデンウィークの合間とあって、通常よりも少なかったものの17名のこどもが参加した第55回目と寺子屋リテックス。 今回、初めて参加してくれた女の子がいたのですが、校区のちがう幼馴染のお友だちが寺子屋での過ごし方などを丁寧に教えてくれていました。 また、6年生の女子に今後の寺子屋での活動について『ブレーンストーミング』をしてもらいました。2人は寺子屋で初めて出会いましたが、同じ学年ということもあって、親しく関わってくれています。 同じ学校のお友だちだけでなく、他校の同世代との関係を広げ、深めていけることは寺子屋の一つの良さです。こうした環境の中で、学校や家庭以外の第3の居場所として寺子屋リテックスが、こどもたちに安心できる場を提供できることは良いことだと思います。 お食事タイムはご家族やスタッフを含めて27名でいただきました。今回のメニューは「エビのスイートチリソース、グラタン、グリーンサラダ」でした。農家さんからいただいたブロッコリーを使わせていただきました。 ※馬場理事長撮影 見た目にも鮮やかに盛り付けていただき、舌だけでなく、目でも味わえました。「わぁ、きれい!」「おいしい!」が、食事を楽しいものにし、体も喜んで栄養を吸収してくれます。 食後のお片付けとお掃除の後は、2人のボランティアスタッフさんから「こどもの日」を前にいただいたお菓子を渡しました。 調理スタッフが盛り付けも含めて工夫してくださること。お菓子をいただいたことも有難いことですが、何よりも普段からこどもたちのためを思ってくださること。こうしたこどもたちを思う、ボランティアスタッフの温かい気持ちがこどもたちに安心できる場所を醸成しているのかもしれません。   [...]

2025-05-05T10:07:13+09:002025年5月5日|寺子屋リテックス, 活動報告|

4月25日(金)寺子屋リテックス

54回目の開講となる寺子屋リテックスに21名のこどもたちが参加しました。GWを前に新しい学校生活に慣れてきた一方で、少し疲れ気味のこどももいました。 今回は宝塚NPOセンターとコープともしびボランティア振興財団の方々が見学に来られました。また、新たにボランティアの方が2名加わりました。 学習タイムでは女の子同士が教え合う様子や他の子の課題を「ああでもない、こうでもない」と4人で協力して解いている姿を目にしました。 学年を超えた教え合いや友達同士で互いに強みや良い部分を共有し合うことは、こどもたちの学力への良い影響だけでなく、表現力や思考力など様々な面でメリットがあります。 寺子屋がそのような学びの場になっていることを嬉しく思います。 今回の食事は、地元の農家さんから頂いたスナップエンドウとキャベツを使いました。調理しているときに、キャベツの中にいた虫をこどもたちに見せると「農薬を使ってないからや!」と嬉しそうに話していました。 ※馬場理事長撮影 今回のメニューは「タンドリーチキンカレー風味、野菜サラダレモン添え」でした。 見学の方、保護者、スタッフ合わせて35人で食事を囲みました。 見学の方が、食事をしているこどもたちを見て「お話しながら、笑顔でご飯を食べられるっていいですね」とおっしゃってくださいました。 [...]

2025-04-29T22:36:12+09:002025年4月27日|寺子屋リテックス, 活動報告|

4月18日(金)寺子屋リテックス

急激な気温の上昇で半そで姿のこどもたちが目立った53回目の寺子屋リテックスには19人のこどもたちが参加してくれました。こどもたちが学習に取り組む様子を見ていると、好きなことから取り組む場合が多いのですが(好きなことだけをする場合も…笑)、なかには苦手なことを先に済ませてから好きな学習をしている姿を目にします。 聞けば「集中力があるうちにやっておかないと、結局やりたくなくなってしまうから」とのこと。まさに学び方を学ぶ姿勢だと感じました。6年生になるまでに、何度も試してきたなかで、最も現状にふさわしい取り組み方を選んでいることに感心します。 各々学び方は違えど、すべてのこどもが自分をより良くするために、学習に取り組めるようになることを願っています。 お食事タイムは保護者、スタッフ合わせて33名で食事を囲みました。今回のメニューは「お好み焼き、春野菜焼き、おにぎり、お味噌汁」でした。 先週から今週にかけて農家さんが、こどもたちのためにキャベツを用意してくださいました。 ※馬場理事長撮影 第3週ということでふれあいうさぎ食堂のみなさんが、柔らかくみずみずしい春キャベツで、お好み焼きを作ってくださいました。 お好み焼きや焼き野菜は、こどもに大人気で普段おかわりをしない女の子達もおかわりをしていました。 おかわりのときや食後に「むっちゃおいしいわ」「ごちそうさまでした」「ありがとうございました」と調理スタッフに言ってくれるこどもたちがいました。 寺子屋リテックスには、愛情をこめてお食事を作り、準備してくれるスタッフが大勢います。そんなスタッフにとって、こどもたちから自然に出てくる言葉が、何よりの遣り甲斐になっていると思います。 [...]

2025-04-25T11:34:03+09:002025年4月20日|寺子屋リテックス, 活動報告|

4月11日(金)寺子屋リテックス

今回で52回目となる寺子屋リテックスに20名のこどもたちが参加しました。学校が始まって、新しい担任の先生のことや友達同士一緒のクラスになったこと、2年連続で一組になったこと、クラブ活動のこと…こどもたちに尋ねると、様々な表情で話してくれます。思いどおりになる、ならないにかかわらず、新しい環境になることは高揚感のあることなのでしょうね。 さて、学習タイムはまだ新学期が始まったばかりで、宿題のないこどもたちも多く、自分で持ってきた課題をしている子や夏に向けて生き物の生態(採集して飼育するそうです!)を調べている子がいました。また、課題を終わらせたこどもたちは学年を超えて、都道府県カルタを使って学習遊びをする子たちもいました。 上級生が下級生にルールを教えてあげたりしている様子に、寺子屋らしさを感じました。 第2週ということで、今回は手作りお弁当屋さん「ぽこた」さんがおかずを届けてくださいました。メニューは『一口カツ、エビフライ、えんどう豆の卵とじ、小松菜の胡麻和え』でした。保護者とスタッフを合わせて37名でいただきました。 ※馬場理事長撮影 食事の途中、お代わりをしに来た子供たちが大勢いました。お代わりが少なくなってきたときに、自分の後ろに並んでいる仲間に目をやり、2つ取ろうとしていたおかずを1つでやめた男の子がいました。 その様子を後ろで並んでいた子が見て「ありがとう!」と一言。ふたりとも笑顔になりました。こんな素敵なやりとりが見られることに、寺子屋活動をやっていて良かったなぁと感じます。 こどもたちの成長を身近に感じ、支えていける寺子屋リテックスで、ぜひその喜びを分かち合いませんか。   活動にスタッフとして参加いただける方はこちらからお申し込みください。 [...]

2025-04-15T09:11:29+09:002025年4月13日|寺子屋リテックス, 活動報告|

4月4日(金)寺子屋リテックス

2025年度初めての開講となった51回目の寺子屋リテックスには16人のこどもたちが参加してくれました。今回は理事長・馬場の野球部監督時代の教え子で県会議員の北村智さんとその同僚の同じく県会議員の佐藤良憲さんをはじめ3名の方が寺子屋活動の見学に来られました。 進級・進学したこどもたち。次の学年の学習内容の予習をしている3年生や中学生たちはいつもと少し違って張り切っていました。なかでも、これまで姉兄について来ていた女の子が、1年生になり自ら課題を決めて取り組んでいました。 その女の子はお食事のときもいつもの小さいサイズではなく、小学生と同じだけの量に挑戦。見事完食していました! こうした成長を近くで見守ることが出来ることは、ボランティアスタッフの喜びのひとつです。 お食事タイムは見学の方や保護者、スタッフ合わせて26名で食事を囲みました。今回のメニューは「豚バラ肉の塩焼き、ブロッコリーのナムル、水菜とレタスのサラダ」でした。 ※馬場理事長撮影 食前に、地元の農家さんから頂いたお野菜を使ったサラダを見て気づいたことを尋ねると「みずみずしい」「色が濃い」と言ってくれる子がいました。作った人から直接お野菜をいただけることはとてもありがたいことで、こどもたちは採れたての新鮮なお野菜を味わうだけでなく、見た目からも楽しむことが出来ています。 最後は2025年度もよいことも、そうでないこともあるかもしれませんが、少しずつ成長できるように頑張ろうとお話をしました。 こどもたちが自らの強みを見つけて、自信をつけ、成長できるよう、寺子屋リテックスのスタッフが一丸となってサポートしていきたいと思います。 ぜひ、寺子屋リテックスで一緒にこどもたちの成長をサポートしてみませんか。 [...]

2025-04-11T16:31:07+09:002025年4月6日|寺子屋リテックス, 活動報告|

3月29日(土)『春休みイースターパーティー』を開催しました

3月29日(土)いつも寺子屋で使用させていただいているCOKOで「春休みイースターパーティ-」を開催しました。今回のパーティーは、ECCジュニア一里山教室様のご協力で企画し、24名のこどもたちが参加してくれました。 日本ではまだ馴染みの薄い「イースタ-」。ECCジュニアのネイティブスピーカーの先生から、イースターの意味やイースターに関連する文化や食べ物、イベントを英語で解説していただきました。 その後は、イースターエッグをカラーリングするクラフト。カラフルに色付けをしたり、卵の形をテントウムシに見立てて絵を描いたり、一人ひとりが工夫をしていました。 その後は近くの公園でイースターエッグハントをしました。卵を隠すチームと卵を探すチームに分かれて対戦。自分の隠した卵が見つけられないでほしいと祈るように見守るこどもたちと、その前で必死に卵を探すこどもたちの対比が、とても面白かったです。 ネイティブスピーカーの先生から、楽しく分かりやすく海外の文化やイベントの楽しみ方を教えていただいたとても楽しいパーティーになりました。 机上の学習だけでなく、こうしたイベントを通じて海外の文化や言語にも興味を持つことで、こどもたちの夢が広がり、目標をもって学習に取り組めるように願っています。 こうした学びの機会を提供いただくという形で、本会の活動にご協力いただいたECCジュニア一里山教室様に心から感謝いたします。   活動にスタッフとして参加いただける方はこちらからお申し込みください。 https://www.retex.or.jp/contact/

2025-04-11T16:22:45+09:002025年4月3日|活動報告|

3月28日(金)寺子屋リテックス

今年度最後の開催となった50回目の寺子屋リテックス。今回は14名のこどもたちが参加してくれました。今回は見学の方も2名参加してくださり、こどもに読み聞かせをしてくれたり、配膳のお手伝いをしてくれたりしました。 また、今回は前川の教員時代の教え子のボランティアの方から本をたくさん寄贈いただきました。こどもたちは自分の課題を済ませると、本を並べてあるコーナーに行き、興味のある本を選んで読みふけっていました。 2024年度最後のお食事メニューは『キーマカレーのロールキャベツ添え、グリーンサラダ』でした。保護者とスタッフを合わせて27名でいただきました。 ※馬場理事長撮影 今回は不二電気工事様から寄贈いただきましたロールキャベツなどの食材と地元の農家さんからいただいたお野菜を使わせていただきました。 寺子屋開講からおよそ1年。ボランティアスタッフとして協力してくださる方や教材や食材、『おふるでおうえん』やMONO CYCLEに古着や日用品を寄贈する形で応援してくださる方、寄付金で応援してくださる方、本会の活動を広げることで協力してくださる方…様々な形で、活動を支えてくださる方のおかげで何とか寺子屋を続けることが出来ました。 ぜひ、こどもたちの学びを支えるために、今後も皆様の多様な形でのご協力をお願いしたいと思います。   活動にスタッフとして参加いただける方はこちらからお申し込みください。 [...]

2025-03-31T19:48:56+09:002025年3月31日|寺子屋リテックス, 活動報告|

3月27日(木)『医薬品物流センター見学会』に参加しました

3月27日(木)西宮市にある株式会社メディセオ阪神ALCの物流センターを見学しました。メディセオ様は病院や薬局などに薬を届ける卸売業を営んでいる会社です。今回の見学会はメディセオ様が社会貢献活動の一つとして掲げる「未来の子どもたち」に対する取り組みの一環として、寺子屋リテックスのこどもたちのために企画していただきました。 当日は、薬が私たちの元まで届くまでの仕組みや卸の役割の説明のほか、最先端の技術が活用されている物流センターの見学など、こどもたちにとっては社会の動きや技術の進展、活用を身近に感じられる学びの機会となりました。AIやロボットを活用したお薬のピッキングシステムは、従来よりも正確かつ効率よく作業できるとの説明に、こどもたちは興味津々。熱心にメモを取る子もいました。 また、大震災の教訓を活かして、物流を滞らせないための自家発電装置や環境のことを考えて設置されている屋上一面のソーラーパネルにこどもたちは感動。 その他にも、働く方々の体の負担軽減への取り組みなど、こどもたちの想像とは違った視点で会社の取り組みを知ることが出来ました。 その後は、スタッフの皆さんがこどもたちのために考えてくださったゲームをしました。チーム対抗戦は、とても盛り上がり、笑顔いっぱい! 最後は広くてきれいな社員食堂で、お食事を提供いただきました。『チキンフリッターオーロラソース定食』をいただきながら「毎日こんなおいしいごはん食べれるって、いいな」とつぶやく声も(笑) 今回の見学を通じて、こどもたちが社会のことを知り、関心を高めて、将来の目標や夢を持つきっかけになったのであれば、嬉しく思います。このような機会をいただいた株式会社メディセオ様に心から感謝申し上げます。   活動にスタッフとして参加いただける方はこちらからお申し込みください。 https://www.retex.or.jp/contact/

2025-04-11T15:58:44+09:002025年3月30日|活動報告|
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