「知る(情報発信)」、「学ぶ(セミナー・イベント)」、「行動する(お古で応援、寺子屋)」の3つを軸に、1着でも多くの古着を焼却・埋め立て処分から救い出し、それを子どもたちの応援へとつなげる。リテックスは、こうした活動を通じて、未来につながる「衣料の循環型社会」をめざしていきます。
「知る(情報発信)」、「学ぶ(セミナー・イベント)」、「行動する(お古で応援、寺子屋)」の3つを軸に、1着でも多くの古着を焼却・埋め立て処分から救い出し、それを子どもたちの応援へとつなげる。リテックスは、こうした活動を通じて、未来につながる「衣料の循環型社会」をめざしていきます。
● こんな活動をしています。
1.セミナー・イベント
衣料の廃棄物を減らすために、小学生にもできること、大学生ならできること、大人だからこそできることがあると思います。ひとりひとりが、「自分にできること」に取り組んでいくことこそが大切であり、それは「知ること」からはじまるのだと思います。
「服を捨てる」ということが、どのような環境問題、社会問題につながっているのか。まずはその現実を一人でも多くの人に知っていただくために、幅広く講演会やセミナー、学校での特別授業などを実施します。衣料回収の現場を目で見て、働く人の思い触れて知ったリアルな現状を、さまざまなイベントを通じて伝えていきます。幼稚園・保育園から小・中・高校、大学までの教育機関はもちろん、自治会や企業、地域のサークルなど、少人数の集まりにも講師が駆けつけます。ぜひご要望をお寄せください。
2.おふるでおうえん
日本では、家庭から手放された古着の60%以上がゴミとして廃棄されています。その理由のなかで最も多かったのが「手間や労力がかからないから」。そこでリテックスは、手間や労力をできるだけかけずに、資源として手放していただけるしくみをつくりました。回収した古着は最終処分率10%以下を実現している会社にゆだねて、可能な限りリユース・リサイクルします。再資源化によって生まれた利益は、子どもたちの学びや食の支援のために生かします。あなたのご不要になった衣類が、子どもたちを支える力となる「おふるでおうえん」に、ぜひご協力ください。
3.寺子屋リテックス
リテックスのメンバーを中心に、退職した元教員や学生ボランティアが寺子屋先生となって、経済的な理由などで塾に通いたくても通えない、小学校1年生から高校3年生までの子どもたちに学習支援を行います。宿題や自習の見守り、定期テスト準備、受験指導からカウンセリングまで、一人ひとりに寄り添ったサポートを提供したいと思っています。
寺子屋は、温かい食事を共有できる場にもなります。地域の方々にもご協力いただき、管理栄養士が監修した食事を無償で提供します。ときには仕事を終えてお迎えに来た親御さんも、子どもたちと一緒にテーブルを囲んでいただくなど、忙しいご家庭の応援もしていきたいと考えています。
運営事務局よりのお願い
理事長も私も、長年学校教育に関わってきました。そこで得たものを子どもたちに還元していきたいと思っています。
リテックスはまだスタートラインに立ったばかり。ここにご紹介したさまざまな取り組みも、本格的に始動するのはこれからです。もとより、アパレル・繊維業界とは無縁の私たちですので、わからないこともたくさんあります。みなさまにご教示いただき、お力をお借りしながら進んでいければ幸いです。どうぞ忌憚のないご意見・ご要望をお聞かせください。不慣れゆえにご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
副理事長 前川 和裕
プロフィール
23年にわたり仁川学院小学校の教員として教壇に立ち、そのかたわら広報部長として幼稚園・保育所、幼児教室でこどもの育ちの環境づくりや習慣づくりに関する講演活動を続ける。また、カトリック教育の魅力を伝える活動にも力を注いできた。2023年に退職し、現在は奈良育英グローバル小学校の入試広報室長、箕面自由学園の教育顧問、幼児教室アドバイザーとしても活躍中。趣味は街歩きと運動。
前川さんってどんな人?※ただいま制作中!近日公開!
その他
令和5年 芋掘り会の様子