秋が深まりつつあるなか、第78回目となる寺子屋リテックスを開催しました。今週は22人のこどもたちが参加してくれました。

学びの時間では、上級生が下級生に優しく教えてあげる場面が見られ、「寺子屋らしさ」を感じるひとときでした。宿題を早々に終わらせ、自分で用意した課題にコツコツ取り組む子もいて、その主体的な姿に感心しました。

また、この日は中学生の女の子2人が調理のお手伝いをしてくれました。地域のグループ「ふれあいうさぎ食堂」さんが担当してくださったお食事には、知人からいただいた珍しいオレンジ色のスイカを漬物にしたり、なすや大根の葉を活かした料理が並びました。旬の食材を大切にした心のこもったお料理に感謝です。


※馬場理事長撮影

メニューは「かやくごはん、蒸し里芋、鮭のムニエル、卵焼き、なすの揚げびたし、味噌汁、ヨーグルト」。スタッフ・保護者を合わせて36人で温かな食卓を囲みました。お代わりをする子どもたちも多く、みんなの笑顔が印象的でした。

片付けや掃除の時間には、率先して作業に取り組む子どもが増えてきており、つどい場COKOを使わせていただいている感謝の気持ちが少しずつ行動に表れているようで嬉しく思います。

さらに、この日は特別なお楽しみも。先日、寺子屋に来てくださった元大関・貴景勝こと湊川親方の断髪式でいただいたお菓子を、みんなで分け合いました。こどもたちは大喜びで、最後までにぎやかな一日となりました。

寺子屋リテックスは、学びと食を通じてこどもたちの成長を支える居場所です。地域や支援者のみなさまに支えられながら、こどもたちが安心して育つ場をこれからも大切にしていきたいと思います。

 

活動にスタッフとして参加いただける方はこちらからお申し込みください。
https://www.retex.or.jp/contact/