厳しい暑さにも負けることなく、今週も元気に第64回目の寺子屋リテックスを開催しました。今回は20名のこどもたちが参加しました。
学習タイムには、各自の課題に集中して取り組む姿が見られました。中には、できなかった問題に何度も挑戦し、最後にはしっかりできるようになった中学生の姿もあり、その粘り強さに感動しました。
また、課題を終えたこどもたちが異学年で集まり、「都道府県カルタ」で遊ぶ場面も。年齢を超えて自然と関わり合う姿に、学びの場以上の温かさを感じました。
食事タイムは、保護者や見学の方、スタッフを合わせて34名で、にぎやかに食卓を囲みました。今回のメニューは「ゴロゴロつくねのカレー、人参とキュウリのピクルス、ポテトサラダ」でした。
※馬場理事長撮影
なかでも大好評だったのは、人参とキュウリの自家製ピクルス! 初めて食べたという子が「おいしい!」と笑顔でおかわりをする姿が印象的でした。
今週も農家さんからたくさんの夏野菜をいただきました。おかげ様で、毎週食卓がとても華やかになります。ありがたいことです。
お代わりやお片付けの際に、こどもたちが調理を担当してくれたスタッフへ「ありがとう!」「今日のピクルス最高!」と感想を伝える場面もあり、回を重ねるごとに心の距離が縮まっているのを実感します。
そして今回は、支援者の方から立派な笹をいただいたので、参加者全員に切り分けてプレゼントしました。ちょうど七夕が近いこともあり「短冊にお願いごと書こう!」と楽しそうな声も聞こえてきました。また、スタッフが差し入れてくれたおやつも分け合って、楽しい寺子屋となりました。
たくさんの方の支えと優しさがつまった寺子屋リテックス。こどもたちが安心して学び、心を開いて人と関わっていくこの場所を、これからも大切に育てていきます。支援にご関心のある方は、ぜひ一度見学にお越しください。
活動にスタッフとして参加いただける方はこちらからお申し込みください。
https://www.retex.or.jp/contact/