梅雨が明け、いよいよ夏本番。こどもたちの話題も夏休みの楽しみや水泳の授業になりました。第63回目の寺子屋リテックスに14人のこどもたちが参加しました。けがで休んでいたスタッフが、2週間ぶりに来るとこどもたちが大喜び。中学生は冗談を交えて、歓迎していました。寺子屋で起こった嬉しいことを周囲の仲間たちが自然と拍手したり、声を掛けてあげたりする寺子屋の雰囲気が素敵だなぁと感じます。
さて、学習タイムに、先日受けた模擬テストの分からない問題を一緒にしようと持ってきてくれた女の子。苦手な範囲を一緒にしました。少しアドバイスすると、自分の力でできてしまいました。
慣れや自信のなさでできなかったことでも、一度乗り越えてしまうとそこまで高いハードルではなかったと感じることもあります。そうして、少しずつ自信をつけて、強みを見つけてほしいものです。
※馬場理事長撮影
今回のお食事のメニューは「カツ丼、ポテトサラダ」でした。
農家さんからジャガイモやトマト、キュウリ、玉ねぎを使わせていただきました。なかには、苦手な食べ物がある子もいますが、スタッフが「少しでも食べてみよう」と促してくれていました。こうした関わりができることも寺子屋ならではの良さだと感じます。
食後はスタッフから差し入れてもらったキウイフルーツと社会福祉協議会さんからいただいたクッキーもいただきました。食器を下げるときに「ごちそうさまでした」「ありがとうございました」という言葉が、自然と聞こえるようになってきていることに、寺子屋にかかわる人たちのきずなが深まっていっていることを感じます。
年齢や立場を超えて、声を掛け合い、高め合える寺子屋リテックスでの時間が、こどもたちの豊かな成長につながってほしいと思います。
ぜひ一度学びの場を見学していただき、応援していただきたいと思います。
活動にスタッフとして参加いただける方はこちらからお申し込みください。
https://www.retex.or.jp/contact/