最近、毎回のように開講直後に服などの寄付をするために、立ち寄ってくださる方がおられます。こうした心のこもったご寄付によって、寺子屋活動が支えられています。有難い思いでいっぱいです。
さて、梅雨を迎え疲れがたまりやすい今日この頃ですが、61回目の寺子屋リテックスには23名のこどもたちが元気に参加してくれました。

テスト期間が終わって晴れやかな表情で現れた中学生と学期末のおさらいテストを控え鬼気迫る表情の小学生。対照的な雰囲気ですが、同じ空間で、何となく上手く場を共有しているところに寺子屋リテックスの和やかで穏やかな空気を感じます。

途中、一人の小学生が英語の短文を読めるようになったので、聞かせてくれました。その様子をそばで見ていた中学1年生が「俺よりすごいやん」と一言。とても上手だったので、わたしから、ほかのスタッフに聞いてもらうように促し、小学生がほかのスタッフのもとへ行って聞いてもらうと、そこでも大絶賛。上級生やスタッフ、みんなで互いを認め合えることは、こどもの自己肯定感を高めるうえでとてもいいことだと思いました。


※馬場理事長撮影

今回のお食事は、第2週目ということで手作りお弁当「ぽこた」さんに、おかずをご用意いただきました。『煮込みハンバーグ、ひじきの煮物、白菜のクリーム煮、かぼちゃサラダ』という、こどもたちが大喜びのメニューをご家族やスタッフを含めて33名で食事を囲みました。

農家さんからジャガイモなどたくさんのお野菜をいただいたので、早速胡瓜とオクラを使わせていただきました。

最近、中学生や6年生の女の子が、率先してお片付けの作業をしてくれます。年長者のこうした姿勢が、年下のこどもたちにも良い効果をもたらしてくれているように感じます。やはり、寺子屋リテックスは学びの場なのだなぁと感じます。
最後には、スタッフからいただいたお菓子を、みんなで仲良く分けて、こどもたちは笑顔で帰っていきました。

様々な形でこどもたちが学ぶ寺子屋リテックス。ぜひ一度学びの場を見学していただき、応援していただきたいと思います。

 

活動にスタッフとして参加いただける方はこちらからお申し込みください。
https://www.retex.or.jp/contact/