夏の訪れを感じさせる今日この頃。第60回目となった寺子屋リテックスに、暑さに負けず15名のこどもたちが元気にやってきました。ある女の子は、来るなり蚊に20か所以上刺されたと言って、平気な顔で刺された跡を見せてくれました。ちょっとした会話からも、こどもたち一人ひとりの個性が垣間見ることが出来るのも、ボランティアの楽しみです。

今回は早々に課題を済ませた子の中に、折り紙で正六面体や正十二面体を作っている子や裁縫に励む子、4年生の算数「がい数」にチャレンジする2年生もいました。各々の関心に合わせて、一人ひとりが懸命に取り組む『学びの場』になっていると感じました

ときには苦手な教科や気持ちが乗らないことでも、周囲の様子に刺激を受けて、少しでも取り組もうとできれば、こどもにとっては大きな成長です。

食事タイムはスタッフや見学に来てくださった西宮市社会福祉協議会のお二方、合わせて30名で食事をいただきました。メニューは「ガパオライスの温玉バージョン、大根サラダ」でした。

今回も農家さんから頂いた大根やズッキーニを使わせていただきました。また、食後には宝塚NPOセンターさんからいただいた野菜ジュースもいただきました。

ガパオライスを初めて食べるこどものなかには、名前の由来を知ったり、味わったりして興味を持ってくれたこどもがいました。主要教科や教科書に乗っていることだけでなく、色んな場面で学びを深め、学力だけでなく、内面的にも成長できる場を目指して頑張ってまいりたいと思います。

ご興味のある方は、ぜひ一度見学に来ていただきたいと思います。

 

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