今回で52回目となる寺子屋リテックスに20名のこどもたちが参加しました。学校が始まって、新しい担任の先生のことや友達同士一緒のクラスになったこと、2年連続で一組になったこと、クラブ活動のこと…こどもたちに尋ねると、様々な表情で話してくれます。思いどおりになる、ならないにかかわらず、新しい環境になることは高揚感のあることなのでしょうね。
さて、学習タイムはまだ新学期が始まったばかりで、宿題のないこどもたちも多く、自分で持ってきた課題をしている子や夏に向けて生き物の生態(採集して飼育するそうです!)を調べている子がいました。また、課題を終わらせたこどもたちは学年を超えて、都道府県カルタを使って学習遊びをする子たちもいました。
上級生が下級生にルールを教えてあげたりしている様子に、寺子屋らしさを感じました。
第2週ということで、今回は手作りお弁当屋さん「ぽこた」さんがおかずを届けてくださいました。メニューは『一口カツ、エビフライ、えんどう豆の卵とじ、小松菜の胡麻和え』でした。保護者とスタッフを合わせて37名でいただきました。
※馬場理事長撮影
食事の途中、お代わりをしに来た子供たちが大勢いました。お代わりが少なくなってきたときに、自分の後ろに並んでいる仲間に目をやり、2つ取ろうとしていたおかずを1つでやめた男の子がいました。
その様子を後ろで並んでいた子が見て「ありがとう!」と一言。ふたりとも笑顔になりました。こんな素敵なやりとりが見られることに、寺子屋活動をやっていて良かったなぁと感じます。
こどもたちの成長を身近に感じ、支えていける寺子屋リテックスで、ぜひその喜びを分かち合いませんか。
活動にスタッフとして参加いただける方はこちらからお申し込みください。
https://www.retex.or.jp/contact/