32回目の寺子屋リテックスは、新たな仲間、スタッフ、そして見学のお客様も加わりたいへん賑わいました。参加した22名のこどもたちは、各々の課題に取り組みました。仲間が増え、互いに切磋琢磨し合える関係が出来上がれば良いなぁと感じました。
そんな中で、昨日は4年生の男の子が難しい問題にチャレンジしていました。「4と7を足して作れない整数のうち、最も大きな整数を答えましょう」という問題。チキンマックナゲットの定理を使って解く問題ですが、それを定理を使わずに、場合の数で解いていきました。教える側も、答えは分かっても、どうしてもうまく説明できず撃沈。
また、5年生の女の子が宿題で論説文を書いていました。どこから手を着ければよいかわからずに悩んでいたので、はじめ、中、終わりに何を書くのか、説得力のある文にするには、具体例や自分の考えをどのように反映するのかなどを一緒になって考えました。
改めて、学ぶことは楽しいなぁと感じました。こどもたちも共感していてほしいものです。
お食事タイムはこどもと保護者、スタッフ、お客様合わせて39名で食事を囲みました。
※馬場理事長撮影
メニューは『ソースカツ丼、お味噌汁』でした。こどもたちはリテックス特製ソースをかけたカツ丼が気に入ったようで、お代わりの列が渋滞になっていました。
今回、急遽参加してくれたお友だちの分のお食事が足りなかったので、同じ学年の男の子の提案で、少しずつ分け合って、みんなで楽しく食べていました。自分の食べる量が少し減っても、みんなで一緒に食べることに価値を感じてくれていることがとても嬉しかったです。
団欒しながら食事を味わい、楽しい時間を過ごすことで、こどもたちがつながりの大切さを感じてほしいと願っています。
今週も地元の農家さんから万願寺唐辛子と大根をいただきました。本当に有り難く思います。冬の味覚の登場に、季節感を感じられることもこどもにとっては大きな学びです。
また、昨日はNPO法人リテックスの活動の一環である『MONO CYCLE』に協力してくださる方が、わざわざCOKOまで服や日用品を持ってきてくださいました。
こうしたたくさんの方々の支援によって、寺子屋リテックスが運営できていることに改めて人のつながりの大切さを感じた一日でした。
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