第29回目の寺子屋リテックスは、21人のこどもが参加してくれました。先月、中高生の新しい仲間が加わったのですが、今回も中高生の仲間が増えました。学年を超えて、互いに高め合ってほしいものです。

激しい雨の中でも元気に来てくれたこどもたち。なかには「靴下が濡れて気持ち悪い」と言って、裸足で過ごすこどももいました。人数が多かったこともあって、高校生には途中から低学年のこどもたちの学習サポートをお願いしました。

寺子屋リテックスでの学び方も浸透してきているようで、学年に関係なく分からないところがあれば、質問に来てくれるこどもがとても多かったです。得手不得手は、それぞれありますが、一人ひとりが自分の得意を伸ばしたり、苦手を克服したりと課題意識をもって参加してくれたらいいなと思います。

幅広い学年のこどもたちが集まっているからこそ、お互いの姿を見て刺激を感じてくれると有難いです。

お食事タイムはこどもと保護者、スタッフ合わせて36名で食卓を囲みました。
今回のメニューは「たっぷり餡の中華丼、春雨サラダ、エビせん」でした。


※馬場理事長撮影

肌寒く感じる時間も増えてきたので、温かいご飯で体をあっためて元気に過ごして貰いたいと思います。中華丼の八宝菜は色々な種類のお野菜を一緒に食べれるメニューですが、お野菜が苦手な子には辛いメニューかもしれません。
でも、こどもたちの好きな物や食べやすい物だけにして、好き嫌いや食わず嫌いのままではなく、リテックスは「嫌いなものでも3口は頑張って食べましょう」という目標を掲げています。嫌なことから逃げず、がんばるという些細なことの積み重ねが、こどもたちの成長につながります。周りの大人たちの「頑張ったね」「偉いよ」「すごいね」等の声掛けに笑顔や誇らしげな表情を見せてくれることもたちから、日々の成長を感じます。

普段、様々なことで疲れているお母さんたちにとって、リテックスでの時間は食事の用意をしない分、いくらか心の余裕もできるのではないかと思います。そんな少しの心の余裕を、こどもたちの「がんばり」を受け止め、認め、褒めてあげることに向けていただけたら嬉しいです。リテックスに関わるこどもも大人も、共に成長し合える場所であり続けたいと思っています。
帰り際には、「NPO法人アクティブ王寺」から頂いたワードカードをみんなにプレゼントしました。英単語に、漢字に、九九に様々な使い方をして大切に使ってほしいと思います。本当に感謝です。

 

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