第24回目の寺子屋リテックスは、ふれあいうさぎ食堂の皆様の協力でお食事の提供をしました。今週は13人のこどもが参加してくれました。今回も見学に来られる方が3名もおり、にぎやかな寺子屋になりました。
近頃、毎回のように開講直後から参加してくれるこどもたちがこどもたちがいます。みっちり2時間、自分の課題に取り組み、有意義な時間を過ごしています。他方でクラブや習い事の後で参加するこどもたちは、短い時間のなかで自分の苦手なところを克服しようと、課題を絞っている子もいます。各々にあった時間の過ごし方ができていることにこどもの成長を感じます。
まだまだ自分が何をしたいのか、何ができるのかを明確に探し出せていないこどもたちが、周囲のこどもたちに触発されて、自分なりの過ごし方を満喫できるようになってほしいと思います。
今回は、久々に大学院生スタッフも就活や卒論で忙しいなかで、参加してくれました。やはり、こどもたちは年の近いお兄さんが来ると、嬉しくなってはしゃぎます。お勉強の合間の、世間話を楽しむこどもとスタッフの笑顔に癒されます。
今月から学習支援スタッフや調理サポートスタッフにも、高校生が参加してくれるようになり、幅広い世代が寺子屋リテックスにかかわってくれていることに、価値を感じています。これからも色んな背景を持つ人々が世代を超えて、交流できる場に行きたいものです。
お食事タイムはこどもと保護者、スタッフ合わせて31名で食卓を囲みました。
今回のメニューは「鮭のムニエルホワイトソース添え・にんじんのシリシリ・しし唐と茄子の甘辛煮・茄子と塩昆布の浅漬け」でした。
※馬場理事長撮影
ふれあいうさぎ食堂のみなさんには開講時間前から集合いただきました。先週、地元農家さんから頂いた茄子としし唐と西宮卸売市場からいただいた人参を使用しました。ふれあいうさぎ食堂のみなさんにとっては記念すべき、初の食事提供ということもあり、きりきり舞いでしたが充実した時間になったようです。そして、今週も地元農家さんからお野菜をたくさんいただきました。次回以後に大切に使いたいと思います。
こどもたちはムニエルがフランスの調理法だと知り「フランス料理を食べている」とご満悦。中には初めて食べたというこどももおり、良い食体験になりました。2年生の男の子は「骨を一人で取り除いて食べることができたよ」と嬉しそうに話してくれました。
たくさんの人の力で、週末の充実した時間を過ごせるリテックスのこどもたち。いつかその体験を通じて、地域、延いては社会に貢献できる人になってほしいと願っています。
活動にスタッフとして参加いただける方はこちらからお申し込みください。
https://www.retex.or.jp/contact/